ぼちぼち生きる

50過ぎて現場を離れたATの日記

脳振盪を疑った時のツール (Concussion Recognition Tool 5)

かなり前のことだが、病院(内科)で看護師さんより問診を受けている息子さんとお母さんがいた。

すぐ隣に座っていたせいもあり、会話が聞こえてしまった。

お母さん「熱はないんですけど、昨晩からずっと頭が痛いって言うんです。」

看護師さん「咳とか身体が怠いとかないですか?昨日何か頭が痛くなるような事しましたか?」

息子さん「特別ないですけど、昨日空手の試合で、頭に蹴りを喰らいました」

 

それって・・・脳震盪じゃねえか!?

 

僕らアスレティックトレーナー、特に私みたいにアメリカンフットボールラグビーの衝突(Collision)スポーツを20年以上見てきた者には、まず最初に頭に浮かんでくる一大事なのだが、一般の方々にとっては、こんなものなのかな〜と。

そのためにも我々アスレティックトレーナーは、死亡事故にも発展しかねない脳震盪に関してもっともっと啓蒙活動をしていく必要があるなと思わされました。

 

サッカー、柔道、空手、ラグビー、アメフト、ハンドボールラクロスなどなど、選手同士の接触が起こるスポーツにおいては、脳震盪はいつでもどこでも起こる可能性があります。

それらのスポーツをプレーしているお子さんをお持ちの保護者の方々、またはそれらのスポーツを教えている指導者の皆さんが、脳震盪を疑った時に使えるのがCRT 5(脳震盪を疑った時のツール)です。子供から大人まで危険な脳震盪を見逃さないために是非活用して下さい。

 

https://bjsm.bmj.com/content/bjsports/early/2017/04/26/bjsports-2017-097508CRT5.full.pdf

(英語版)

http://sports.hc.keio.ac.jp/ja/athlete-support/files/2020/5/8/26f5c581548b9dd3b074a24343ad8704.pdf

 (日本語版)

 

 

熱中症対策:水分補給

ちょっと全米公認アスレティックトレーナー(BOC-ATC)らしくスポーツ医学に関することを書いてみました。

この時期熱中症を心配される方は沢山いると思いますが、どんなことをしたら良いのか具体的にわかっている方は少ないと思うので、今日は水分補給の仕方について、簡単に書いてみました。

 

【全米公認アスレティックトレーナーが教えるシリーズ】

 

熱中症を予防するために:スポーツ時の水分補給*>  

*スポーツドリンクや経口補水液を含む

 

<<水分補給>>

1)練習開始2時間前に500mlを摂取

2)練習開始10分前に体重を測定して250mlを摂取

3)練習中15分毎に250mlを摂取

4)練習後に体重を測定

5)体重が練習前と比べて2%以上減っていたら、練習後2時間以内に水分補給や食事を摂って2%以内に戻す。

 

<<<スポーツドリンクとは>>>

1)糖分濃度5%程度(1リットル中に炭水化物50g)

2)適度に冷えていること(10~15℃)

3)0.3%程度のナトリウム濃度(1リットル中に食塩相当量3g)

 

 

<<<<十分に水分補給出来ているか否か?>>>>

練習前後におしっこの色で脱水を確認

レモネードのような色は水分補給が十分なされている

リンゴジュースのような色は水分がかなり足りません。

https://dailynewsagency.com/2014/04/26/dehydration-chart-mkg/

友人のJASPO-ATが教えてくれました。尿の色で脱水を判別できるチャートです。

 

<<<<<その他>>>>>>

水だけの飲み過ぎも注意が必要(低ナトリウム血症→昏睡状態に陥ります)

エナジードリンクは薦めない。(カフェインが多すぎ)

 

 

 

当方、全米公認アスレティックトレーナー(BOCーATC)として、スポーツの怪我の対応や予防、トレーニング、リハビリなどの基礎知識があり、現在オンライン等でスポーツ障害に関するコンサルティングを行っています。 詳細を知りたい方は、shinaz940856@yahoo.co.jp  東伸介(ひがし・しんすけ)まで。

もう9ヶ月以上経った。

もうブログを書けなくなってから9ヶ月以上が経ったみたい。

10年ほど前から鬱のような症状が出て、2019年に仕事を辞めて、なんの当てもなく仕事も決めずに故郷に帰って来た。

2020年の11月にちょっとした事で心身症(動悸)、自律神経失調症、不安症などの症状が酷くなり、ほとんど引きこもり。

今も精神科に通院しながら養生中。

ぼちぼち生きていかないといけないのはわかっているが、なかなか上手くいかない😀

 

 

日本人の日常です。

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 以下翻訳

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人と挨拶する時に、コロナ感染を防止するにはどうしたら良いですか?

 

コロナ感染を防ぐ最も簡単な方法の一つが、人と挨拶するときに肉体的な接触をけることです。

安全な挨拶とは、手を振る、お辞儀、会釈するなどです。

 

世界保健機関 (WHO)

 

日本人には一般的な行為。

マスクと並び、日本人が最も得意な感染予防対策かもね

 

 

 

こんなデマが流れているのか?!

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以下翻訳

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事実:コロナウイルスは5Gモバイルネットワークを通じて拡散しません!!!

 

ウイルスはラジオはやモバイルネットワークを介して移動できません。

5Gのネットワークがないたくさんの国々でコロナウイルスの感染は広がっています。

コロナウイルスは感染者の咳、くしゃみ、喋る時に出た飛沫によって広がります。

またウイルスが付着した場所や物を触った手で、目口鼻を触る事で感染します。

 

世界保健機関                 2020年4月8日

 

こんなスライドをWHOが作るという事は、このようなデマがネット上に溢れているという事ですよね!?

BCAA ロイシン

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うちの奥さんの大好物の鰹。

タタキでも鰹節でも生節でも何でも大好き。

子供の頃から食べてるせいか一般の人、何なら俺より、身体に占める筋肉量のパーセンテージは高いです。

 

鰹100gにBCAAの一つであるロイシンが1800mg含まれているそうです。ちなみに鶏の胸肉皮なし100gにも同量のロイシンが含まれるみたいです。

 

しっかり運動してロイシンが多く含まれるタンパク質を20〜30g取ると筋肉がより効率的に合成されます。高齢者は特に意識して摂取し、しっかり筋トレしましょう。

 

高齢になった時に子供たちに迷惑をかけずにしっかり動ける体でいたいと願う皆さん、40代から準備を始めましょう。タンパク質を毎食20〜30g食べて、しっかり筋肉トレーニングしましょう。軽い有酸素運動だけでは痩せません。しっかり筋肉をつけて代謝を上げて脂肪を落としましょう。筋肉量が増えれば、高齢者になっても自立できるでしょう。

 

運動の仕方がわからない人は、shinaz940856@yahoo.co.jp まで連絡下さい。有料でオンラインパーソナルトレーニングをやってます。

 

 

BCAAとは分岐鎖アミノ酸(ロイシン、バリン、イソロイシンの必須アミノ酸

「ロイシンには、筋肉細胞内の遺伝子に筋肉を合成するように指令を伝える物質『エムトール』を活性化させる働きがあります。」*1

 

*1立命館大学スポーツ健康科学部 藤田聡教授監修の「図解 眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」より引用。

www.amazon.co.jp

 

コロナに負けないように自宅でアクティブに!!!

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以下翻訳

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家でアクティブに過ごすヒント

 

*オンラインのエクササイズ教室

*縄跳び

*音楽に合わせてダンス

*筋トレやバランストレーニン

*活動的なテレビゲーム

 

WHO & FIFA  (世界保健機構&国際サッカー連盟

 

 

ちなみに、自分のFacebookでも自宅でできる運動を不定期に公開してます。

 

 

https://www.facebook.com/shin.higashi.90/videos/4137828166235302/

どうぞ、チェックして見てください。

 

YouTubeも準備中です。

 

興味を持って頂いたら、LINEのビデオ通話で有料オンラインパーソナルトレーニングも行っています(コロナが終息したら鹿児島県霧島市近郊の出張パーソナルトレーニングサービスも行います)ので、shinaz940856@yahoo.co.jp まで連絡下さい。対象はお子さんから大人まで。よろしくお願いします。