ぼちぼち生きる

50過ぎて現場を離れたATの日記

1年ぶり以上の奇跡

今日は昨日疲れたせいか、奥さんに運転してもらって鹿屋までバイトに行った。往復で3時間弱のドライブだ。

(ちなみに俺のバイト中の3時間は、奥さんは車の中でお昼寝してもらっている。)

f:id:aztibi_a:20211105215552j:plain

R大学パンサーズの PAWマーク可愛いでしょう。

2010年ごろから鬱症状が始まり、前職の大学のヘッドアスレティックトレーナーを辞めた2019年の3月から夜中に動悸で起きるようになり精神安定剤を飲み出す。6月に故郷鹿児島に帰ってきたが、それほど改善は見られず、漢方薬で治そうとしながら、鹿屋でのバイトを始める。

 

2020年の10月に遊離テストステロン値が低いことから、男性更年期障害( LOH)が原因かもとホルモン充填治療を受けるが、これが裏目に出る。注射した次の日から脈拍が90〜100を超えるようになり、不安に襲われ体温も37.5度を超えるような日が毎日続く。この頃から一日中横になり、外にも出られず、もちろん鹿屋にバイトにも行けなくなる。

 

2020年から鹿児島市内の精神科医に通うようになり、少しずつ回復の兆しが見えてくる。2021年の5月頃から(奥さんにパートを辞めてもらい、毎回送り迎えしてもらうのだが)鹿屋でのバイトを始める。先月に4度目(?)のテストステロン注射を打ってから結構調子が上向きになり、考えも少しずつ肯定的になる。よくわからないが、なんか元気なんだよ。

 

そしてついに11月4日、片道90分の道のりを1人で運転し鹿屋まで到着。3時間のバイトをこなす。帰りは流石に疲れたのか、3度も休みながら1人で運転して帰ってくる。

f:id:aztibi_a:20211105215950j:plain

垂水の道の駅から桜島を眺める。噴火の煙が見えるかも?!

健常者の皆さんにはどうでもいいことかもしれないが、私にとってはすごい進歩だ。いつパニックや不安になるかが怖くて1人でいることが怖かった人間が、1人で車を3時間も運転するなんて。まさに奇跡です。

f:id:aztibi_a:20211105220436j:plain

相棒の「マル」