ぼちぼち生きる

50過ぎて現場を離れたATの日記

人の出会い・運命

前回のブログにも書いたが、昨年の12月から自宅から車で1時間ほどかかるH病院(仮名😁)に奥さんに車を運転してもらって通っている。(急に襲ってくる不安で1人で運転できなかったのですが、先日初めて運転して病院まで行きました)

 

2019年に鹿児島に帰って来てすぐで仕事が全くない(今もほとんどない)頃、大先輩ATCの Y氏のセミナー会場で作業療法士のMさんを紹介された。

 

10年ほど前から鬱のような症状があった。2018年頃はかなりきつく、嫁さんの「仕事辞めていいよ。私が食わしたる。」の一言で吹っ切れて、将来の見通しも全く立てないまま辞めて、故郷鹿児島に帰ってきた。

仕事を辞めてもそれほど鬱の症状は治らず、パニックになったり、不安症になったり、睡眠障害が出たり、食欲がなくなったり、いよいよ精神病院に真剣に通い始めた。

しばらくしてもあまり改善しなかったので、Mさんに相談、Mさんが働くH病院を紹介される。

病院に行く数日前に実家に立ち寄り病院の話をすると、親父がその病院は西駅(年取った鹿児島県人ならすぐわかる)のすぐ近くかと聞いてきた。グーグルマップで調べてみると歩いて駅まで行ける距離だった。その地図を見て親父が一言、「そこはお前が生まれた病院があったあたりだと思うぞ」。

診察の時に先生にその話をしたら、その通りでした。僕がこの世に生まれるのを手伝ってくれた医師は、今ここで僕の精神病をみてくれている医師のお父さんでした。それを知った瞬間、俺が病気になってここに来るのは、生まれる前から決められていたのかも。ここから俺の人生の第2章が始まります。どんな人生になるかなぁ。

 

人生って、いろんなところで不思議な出会いがありますね。